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Summary
貧しいながらもひたむきに生きる家族を突然襲う、十勝岳の大噴火
泥流のように押し寄せる数々の苦難に、懸命に立ち向かう人間の姿を描いた三浦綾子の長編大作
父親の義平を亡くし、母親の佐枝は髪結いになると言って家を出てしまい、祖父母、姉の富、妹の良子と暮らすのは、拓一と耕作の兄弟。この6人の家族は、畠を開拓し、貧困の中でもひたむきに生きていました。
そこへ、突然災難が襲いかかります。大正15年5月24日、十勝岳大噴火発生。
大切な家族も家も、友達も、容赦なく飲み込んでいく泥流。
しかしそれだけに止まらず、奇跡的に助かった拓一と耕作の前には、次々と苦難が押し寄せます。
祖父母が苦労して開拓してきた畠をなんとか生き返らせたいと、復興の道を懸命に歩む拓一。そんな兄を慕う耕作。
美田を復興させるために苦闘する兄弟を通して、人間の試練や報いとは何であるのかを問う、『泥流地帯』『続・泥流地帯』を、臨場感あふれる朗読でお楽しみください。
三浦綾子(みうら・あやこ)
1922年4月、北海道旭川市生まれ。
高等女学校卒業後、17歳から7年間小学校教師を勤めるが、太平洋戦争後、罪悪感と絶望を抱いて退職。
その後、肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間療養生活を送る。闘病中にキリスト教に出逢い、
1952年に洗礼を受ける。1959年、三浦光世と結婚。
1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。
その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多く小説、エッセイ等を発表した。
1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。
泥流のように押し寄せる数々の苦難に、懸命に立ち向かう人間の姿を描いた三浦綾子の長編大作
父親の義平を亡くし、母親の佐枝は髪結いになると言って家を出てしまい、祖父母、姉の富、妹の良子と暮らすのは、拓一と耕作の兄弟。この6人の家族は、畠を開拓し、貧困の中でもひたむきに生きていました。
そこへ、突然災難が襲いかかります。大正15年5月24日、十勝岳大噴火発生。
大切な家族も家も、友達も、容赦なく飲み込んでいく泥流。
しかしそれだけに止まらず、奇跡的に助かった拓一と耕作の前には、次々と苦難が押し寄せます。
祖父母が苦労して開拓してきた畠をなんとか生き返らせたいと、復興の道を懸命に歩む拓一。そんな兄を慕う耕作。
美田を復興させるために苦闘する兄弟を通して、人間の試練や報いとは何であるのかを問う、『泥流地帯』『続・泥流地帯』を、臨場感あふれる朗読でお楽しみください。
三浦綾子(みうら・あやこ)
1922年4月、北海道旭川市生まれ。
高等女学校卒業後、17歳から7年間小学校教師を勤めるが、太平洋戦争後、罪悪感と絶望を抱いて退職。
その後、肺結核と脊椎カリエスを併発して13年間療養生活を送る。闘病中にキリスト教に出逢い、
1952年に洗礼を受ける。1959年、三浦光世と結婚。
1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。
その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多く小説、エッセイ等を発表した。
1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。
©2022 (公財)三浦綾子記念文化財団
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