Listen free for 30 days

Listen with offer

Preview

£0.00 for first 30 days

Pick 1 audiobook a month from our unmatched collection - including bestsellers and new releases.
Listen all you want to thousands of included audiobooks, Originals, celeb exclusives, and podcasts.
Access exclusive sales and deals.
£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

さぶ

By: 山本 周五郎
Narrated by: 西村 健志, 安田 愛実
Try for £0.00

£7.99/month after 30 days. Renews automatically. See here for eligibility.

Buy Now for £14.99

Buy Now for £14.99

Pay using card ending in
By completing your purchase, you agree to Audible's Conditions of Use and authorise Audible to charge your designated card or any other card on file. Please see our Privacy Notice, Cookies Notice and Interest-based Ads Notice.

Summary

山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。
 その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。

<あらすじ>
江戸の町で、経師屋に勤めるさぶと栄二。一人では何も出来ないが、底抜けに人の良いさぶと、仕事の筋はよいが向こうっ気の強い栄二は、いつか二人で店を持とうと互いを励まし合い、仕事に励んでいた。
 ところがある日のこと、得意先で高価な「金襴の切」が見あたらなくなるという事件が起こる。ちょうど仕事で通っていた二人の道具袋を念のために旦那が探してみたところ、栄二の道具袋から「金襴の切」が見つかった。
身に覚えのない疑いをかけられた栄二は、10年も勤めた経師屋の主人が自分を信じてくれず、辞めさせられたことに納得がいかず、得意先の旦那に直談判に出向くがたたき出されてしまう。事情を聞いてくれた与力にも反発する栄二だったが、扱いに困った奉行所は、とうとう栄二を石川島の「人足寄場」へ送ってしまったのであった……

<山本周五郎>
1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込んだ質屋「山本周五郎商店」にちなんだ。20代前半に作家活動を始め、39歳の時『日本婦道記』が直木賞に推されたが受賞辞退。その後も多くの賞を固辞する。江戸の庶民を描いた人情ものから歴史長編まで作品は数多い。代表作には、「樅(もみ)ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「おさん」「青べか物語」「さぶ」などがある。1987年9月には、「山本周五郎賞」が新潮文芸振興会により設定された。
(c)2018 Pan Rolling
activate_Holiday_promo_in_buybox_DT_T2

What listeners say about さぶ

Average customer ratings

Reviews - Please select the tabs below to change the source of reviews.